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 28,2016 12:00
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日本の美術、歌謡、風習における蝶という題材はシナ起源のもののように思えるが、蝶にまつわる風変わりな信仰は(一部はシナ起源かもしれないが)、シナより古いのかもしれない。

と、小泉八雲が「蝶」に記していました。

小泉八雲ことラフカディオ・ハーンといえば『怪談』で、「耳なし芳一」にぞっとしたり、「雪おんな」ではなんだかさみしく感じたりした覚えがあります。

それで、その小泉八雲が日本の蝶信仰でいちばん興味を引かれるのは、生きている人間の霊魂が蝶の姿になってひらひら飛び廻ることがあるという信仰だそうです。
けれど蝶の姿をとるのは生きている人間だけでなく、死んだ人間の魂も蝶の姿になるそうで、霊魂は肉体から決定的に抜けだした事実を告げるために蝶の姿をとるのが習わしだそうです。(なので、家の中へ舞い込んでくる蝶は、やさしく取り扱わねばならない、とされている、らしい。)

(日本人だけど、初めて知ったわ!!!)
とちょっと驚きながらも、なんとなく肌に馴染む信仰・風習だなぁと思いました。

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母が玄関掃除をしていて気付きました。いったいいつからあるのか、孵る予定はあるのか、いつも通り不明です。

その1~2週間後だったと思いますが、どのテレビ番組も面白くなかったので園芸番組を選んでつけていました。
その番組の終わりの方だったと思いますが、視聴者から贈られてきた草花にまつわる思い出やエピソードを紹介するコーナーがありました。

ある女性には7歳年の離れた妹さんがいて、自分の娘のようにして可愛がっていたそうです。
妹さんの結婚が決まってこんなに嬉しいことはないと喜んでいたら、その妹さんは病気が見つかり亡くなってしまいました。
女性の家の庭にはつる性のアイスバーグがあり、6月、ジューン・ブライドの時期に真っ白な花をつけるので、その花を見ながら亡くなった妹さんと彼女のウェディング・ドレスのことを思っていたら、女性のまだ幼い娘さんがひらりひらりと飛んできた蝶に「○○ちゃん」と妹さんの名前を呼びかけたそうです。

悲しい、さみしい話なんだけど、やっぱり蝶は人間の魂が姿をとったものなんですね・・・!



だんだん暑さが増してきて、熱をさますのに怪談を読んだり聞いたりすることも増えるかもしれません。
私は小さい頃から怖い話も不思議な話も大好きでしたが、○川氏の怖い話は好きではありません。
内容というより語り方がね、せわしなくて聞いてられないの。



私が読んだ本は、→『完訳怪談』ラフカディオ・ハーン著 船木裕訳(ちくま文庫)
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